施術の流れと、こだわり
①カウンセリングシートの記入
初めて来られた方には、カウンセリングシートをお渡ししますので、『初めてです』と声をおかけください。ご予約でない方はお待たせする場合が御座いますので、少々お待ちください。
今のお悩みや、ご要望などについて、分かる範囲で構いませんのでご記入ください。 このシートを基にお話をお伺いしますが、記載し忘れた事や、説明しにくい事が有りましたら、後ほどお話をお伺いしますので、そちらで聴いてもらっても構いません。
②カウンセリング
お悩みに応じて、いつから、どこで、どこを、どうして、どうなったか、などをお伺いします。
症状の原因を探るため、運動や部活の内容、お仕事の内容、日内サイクル(睡眠・栄養・服薬・お通じなども含む)、などをお伺いします。これらは、施術の方を決める、出来るだけ早くお悩みを解決させるために必要となりますので、時間をかけて丁寧に対応させて頂きます。
また、これまでに痛めた経歴や、持病の有無、受けて来られた施術の内容などもお伺いしますが、この際に、嫌だった施術内容や、受けた対応などで嫌だった経験談がありましたらお伝えください。
③動き・姿勢の検査
動かすのも辛い場合は除き、どう動かすと、どこにどんな痛みが起こるか、歩き方はどうか、柔軟性はどうか、立ち姿勢や座り姿勢はどうかをチェックします。
④手で触れる検査
実際に、痛みや違和感がある場所に触れたり、肌の色、腫れ具合、皮下出血、動かしてみたり、骨格の歪みや、筋肉の緊張、左右前後の差、などを手で触って情報を収集します。
私達は、『話を聞いて痛み止めを出す』といっただけの対応は致しません。
⑤施術計画の立案
痛みのレベル(時期・度合)に応じて、どのような対応をするか決めます。 例えば、電気療法や整体だけではなく、アイシングや、テーピング、ストレッチ、骨盤矯正など、保険施術・自費施術など関係無しにオススメさせて頂きます。 場合によってはサポーターやコルセット等の購入を奨める場合もあります。 この時、どうしても保険の範囲だけで欲しい、という方も遠慮なく申してください。
⑥施術を行う前の注意点
●駐車場以外に停車したり、車道に大きくはみ出たり、接触事故・盗難に気を付けてください。
●服装はラフな格好で来て頂き、痛みやお悩みの場所が直接出せるような服装でお越しください。シップやエレキバンなどは、全て剥がしてからお越しください。
●基本はオープンスペースで行います。仕切り空間を希望される方は事前に申し出て下さい。(オイル系・鍼灸系は、仕切り空間で行います)
●1回でお終い』はなく、最低でも6回程は詰めて通って頂き、深い所まで到達するまでに何度かに分けて行いますので、お帰りの際に必ず次回の予約を取って頂いております。初めて来られた日と、翌日、もしくは2日後に来れるように、可能な範囲で予定を調節して頂くよう、お願いします。
●施術に慣れていない方は、翌日に『もみ返し』という筋肉痛が出る場合が有ります。極力出ないようにしますが、初めての方は、術後に安静と水分補給をしてください。
●指名制ではなく、担当フリー制度ですので、チームで1人を共有します。ただし、相性が合わないスタッフがおられましたら考慮します。
●求められる100%の状態に近づける努力はしますが、保証は致しかねます。
●まれに、わざわざ『良くなかった』とクレームを言いたがる方がおられますが『自然治癒力の限界を、引き出せても超える事はできません』ので、本気度の高い方の為にも、お試し感覚の方は、この時点でお引き取り下さい。
●症状によって、こちらから最適なオプションメニューを選び、オススメさせて頂きますが、お身体の状態によりご希望のメニューが受けられないタイミングもありますのでご了承ください。
⑦施術の注意点と種類
なかのう鍼灸接骨院独自の基準で STEP1~3に分け、最適かつ出来る限りの施術をご提案します。
アイシング:急性期・痛みが強い時・腫れや熱感が有る時に行います。
テーピング:関節の安静、固定が必要な場合は固い素材で巻きます。筋肉の補強、圧迫が必要な場合は、伸縮テープで巻きます。
電気療法:硬い筋肉を緩めたい時に行います(時期や苦手な方は行いません)。
手技療法:様々な複雑な技を駆使し、状況に応じて使い分けます。
1.軽擦法:圧痛が強い時期、腫れを散らす時、痛みに弱い方、に行います。
2.ダイレクトストレッチ(DS):こちらの手技が、最大の売りとなります。バランスの崩れた硬い筋肉・深層のインナーマッスルに対して、じんわりと浸み込み、自分ではほぐせない筋肉を直接(ダイレクト)手で伸ばします(ストレッチ)。少し痛く感じます。
3.トリガーポイント療法:深部の凝り固まった筋肉には、ツボやトリガーポイントと呼ばれるポイントをしっかりと効かせることで、ガチガチの筋肉をフニャフニャにほぐす施術を行います。
4.モビリゼーション・モーションパルペーション:関節痛に使い、靱帯や関節包、関節の隙間を広げて遊びを出す際に用います。
オススメのオプション(自費)メニュー:基本施術に加え、最適なものをチョイスし、説明・ご提案しますので、『受ける・受けない』は、お時間やご予算の都合にお任せします。
*初回に限り、骨盤矯正(DS筋骨格ゆがみ整体)通常 2,500 円を 250 円で提供します(症状によっては改善するまで保留にさせて頂く場合が御座います)。
⑧施術時間と、料金について
初回の基本施術は、約 30 分(手技 20 分・全身整体)3,000 円です。
保険施術の場合は、約 20 分(手技 10 分以内・症状のある所中心)で金額は保険種別により変動します。
基本施術に追加して受けたいオプション施術が有りましたら、料金表のページをご覧いただき、施術前にお伝えください。
⑨施術後の生活指導
なかのう鍼灸接骨院に来られない日にはホームケアができるよう、日常生活指導や運動・ストレッチ指導も行っております。
●場合によっては、入浴や、正座など、特定の動作を制限する場合が有ります。
●ご自身でできる事はして(守って)頂き、自分ではケアできない深い筋肉・細かい筋肉を、私達が補っていきます。
●ご自身の健康増進に高い意識と責任を持って頂き、くれぐれも丸投げはしないでください。
⑩次回予約
●痛みが強い時は、毎日来て頂いた方が早く改善されます。
●痛みや症状のある時は、週に2~3回、来られてください。
●痛みが無くなった(感じなくなった)後は、週に1回以上はお越しください。
⑪お支払い
●保険施術を受けられている方で、週1回のペースが難しい方は、1回の施術で2回分の施術を行いますので、保険施術+延長施術(1,500 円)を追加で頂きます。
●医療助成をお持ちの方はこれに準じます。
明石市の中学生以下は0円で受ける事ができます(ケガの場合・基本施術の範囲に限る)。
交通事故・労災での受診も0円で受ける事ができます(基本施術の範囲に限る)。
●お支払い方法や、お得で便利なプランについては、お越し頂いた際に説明します。
⑫良くなった後も通った方が良い理由
ノド元過ぎれば熱さ忘れる、といいますが、健康意識の高い方は、もう再びあんな思いをしたくない、と定期的に予防に来られています。
例えば、ダイエットをしようとジムに通って痩せたとして、辞めたら元に戻ります。習い事に通っていて、辞めたら下手くそになります。虫歯治療が終わった後に定期健診に通うように、クルマのメンテナンスを行うように、人間もケアが必要です。
人間には自然治癒力が有りますが、朝起きても疲れが残っていれば、溜まり溜まって痛みが出たりします。
1週間は10,080 分ある内の、せいぜい 20~30 分程度で良いので、健康になりたい方は、自分のケアをする時間を、スケジュールの中に組むようにしてください。
なかのう鍼灸接骨院は日曜日も営業しており、土曜日も朝8時~夜9時まで営業していますので、時間が無いと、言う事は無いと思います。
また、スポーツをされている方は、運動とケアをセットで1回、としてセルフケアをするか、自分でちゃんとできない方は通った方が良いと思いますよね。
私達が意識している事
重心バランスを整える
全ての筋肉は関節をまたいで、骨と骨を結んでいます。筋肉が硬くなれば骨が引 っぱられ、関節が曲がります。ここで、前重心の方は背中や腰の筋肉が緊張して、
痛みが出ます。骨格は、筋緊張や、姿勢、体質、骨格、遺伝、生活習慣などによ って、前後以外にも、左右差、ねじれ、のバランスを保ち、成り立っています。さらに、利き手・利き足があり、内臓の位置も左右対称ではない為、誰しも何らかの歪みを持っています。
不調の原因が『バランスを崩した歪み』にあるようであれば、まずは筋肉のバランスを良くします。長年の歪みによって、骨格に問題がある場合に、骨盤矯正をお勧めします。
美健同源
『姿勢が良くなると、痛みが改善される』だけでなく『姿勢が良くなると、見た目もキレイになる』という考えから、なかのう鍼灸接骨院の施術には、『健康になる効果と、美容にも両方に良い影響を及ぼす』事ができます。
様々なメニューを用意しておりますので、健康になった後も、自分磨きとして通われる方が多いです。
東洋と西洋の補完と融合
例えば、腰が痛ければ整形外科。風をひいていれば内科。血圧が高ければ循環器科。妊婦さんは産婦人科。西洋医学ではそれぞれの症状を細分化して捉えることが多いです。
私達は、腰痛も、風邪も、高血圧も、妊娠も、『全てを含めてその人そのもの』としてひとくくりにして捉えています。
もちろんケガが原因で有れば整形外科的に考えますが、同じ腰痛でも筋肉や骨格が関係しているのか、腎臓に石が溜まっているのか、お通じはどうか、姿勢や仕事内容などはどうか、など、食生活や生活習慣まで見据える事で、より広い視野で捉えています。
私達は国家資格に受かり、当社規定の試験にもパスした施術家が担当に当たりますが、リラクゼーション整体サロンのように誰でも明日からなれるような民間資格とは知識も技術も大きな違いがあります。
恒常性(こうじょうせい)
今まで長年、悪い状態が当たり前になっていた方は、折角バランスを調整しても、脳はそれを異常だと感じ、『前の悪い状態に戻そう』とします。この、元の状態に戻そうとする反応を『恒常性』と言います。
一気に変化させると、もみ返しなどのように、だるさや、痛み、疲労、などの症状が現れます。ですが、しっかりと継続して施術を受ける事により、良いバランスを体に覚えさせてあげる事で、体質が改善され、少し悪くなっても良い状態に戻れる身体になります。
ここまで体質を変化させるためには『半年から1年かかる』と言われていますので、まずは、半年間通って頂き、本当の意味で健康を目指しましょう。
『痛み』に対する捉え方
痛みが無くなれば、それでいい。ですか?
ならば、痛み止めの注射、麻酔、飲み薬、シップ、手術、で良くないですか? そういった方も大勢おられますが、なかのう鍼灸接骨院には、病院や他の施術院で良くならなかった、のではなく、不満を持っておられる方、に選ばれています。 なぜなら、痛みへの向き合う姿勢が違うからです。
ほとんどの痛み(皆さんが日常で経験する 70%)は通常2週間あれば退いてきます。良くならなかった方は放っておいたり、痛みを止めるだけの対処をしたり、「痛くなったのは気合と根性、運動が足りないからや」そう言って、無理をして、間違った対応をしてしまい、だましだましかばって他の所まで痛くなり、負のスパイラルに陥ります。
週に1~2回しっかりと通われて、施術により痛みのある関節周囲の筋力と柔軟性のバランスを良い状態で長く保ってあげた上で、自身では高負荷の動作、痛みを感じる動きを控え、セルフケアを組み合わせ、二人三脚で頑張った結果、手術をしなければならないと言われた方でも、ほとんど痛まないまでに回復された事例を多くみてきました。
皆さんの多くが思われる本当の目標とは『痛みも無く疲れも無い、ベストな状態を作る』だけでなく、なかのう鍼灸接骨院の目指すところは『体を常に良い状態にキープして差し上げる』事こそが、真の最終目標となっております。
この為、『一期一会の適当なその場しのぎの対応ではなく、良い意味で一生涯のお付き合いができる、人間関係造り』を目指しております。
私達にできない事
痛みにも様々な種類があり、それぞれの対処法や特徴があります。
急性期のズキズキした痛み、熱感や皮下出血は、放っておいても治ります。
ほとんどの痛みがコチラに該当します。
放っておいても鋭い痛みは退くのですが、次に鈍い痛みが残る場合が有ります。 これを慢性痛と呼んでいますが、急性期の時に正しい対処を行っていないと、慢性痛が残る可能性があります。後遺症というと分かりやすいですね。
できないこと(医療行為などのレントゲンや痛み止めの処方、手術など)も有るので、時に病院への受診をお願いする事もありますが、薬だけでなく手を使って丁寧にほぐし、手当をしてあげる事ができます。
この他にできない事といえば、硬い筋肉にはストレッチをしてあげられても、筋力低下が原因の場合、私が運動を代わる事はできません。そこは、皆さんに頑張 って頂く必要があります。
保険のデメリット、自費のメリット
何が何でも保険だけでしてほしい。入店開口一番に「保険使える~?」と言われる方。とても痛そうに来られるのに「初診料いくら~?」「3,000 円?では他に行きます」と言われる方もたまにおられますので、この場で先に言っておきました。
が、接骨院で健康保険は『骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷』でしか使えません。 よくある、肩凝りや、慢性腰痛などは、全て自費です。
◆保険を使ったメリットは、窓口負担が少なくなることです。
デメリットは、出来る内容が限定されます。手技の施術時間は8~10 分です。 健康保険団体からの回答書が届き、誤った記載をされて返戻された場合、差額分(7~9割り分)を後程、患者様に請求します。
◆自費のデメリットは、10 割り自己負担なので、保険に比べて1回あたりの支払額は増えます。
月平均みると、月予算1万円程度です。美容目的で来られる方でも2万円のコストです。金銭感覚は人それぞれですが、これが全国平均で掛けられる範囲の相場、というデータが出ていますので、これくらいなら出せるかも、と思われた方もおられると思います。
メリットとしては、手技による施術時間は倍以上になり、保険の枠に捕らわれないので、私達の出せるものを惜しみなく提供できるということです。
それに見合う、スッキリ感や回復の速さが見込めます。
保険と自費の組み合わせ(ハイブリット)の推奨
・保険も使って安く診て欲しい
・早く治したい
・もう少し長くやって欲しい
・疲労も回復させたい
・痛む場所が複数あり、保険だけでは1箇所ごとの施術が少ししか進まない
・すぐに症状が元に戻ってしまう
・週に1回は来られない
こんな時に、オススメなのが、保険が適応されるものは適正に扱ったうえで、足りないモノを自費で補う方法です。
例えば膝を捻挫して肩こりもある方の場合、膝は保険、肩凝りは自費で行うと、両方のお悩みを解決する事が出来ます。
平均予算は2,000 円~3,000 円台なので、週に1回の施術が必要だとしても通える範囲だと思います。
さらに、お得で便利になるプランも用意しておりますので、お越し頂いた方にはご案内できます。